絵師100人展大阪・関西万博篇

ポップカルチャーの第一線で活躍する絵師100名の描き下ろし作品を一堂に会する「絵師100人展」の特別編、「絵師100人展大阪・関西万博篇」公式サイトです。

ABOUT

「絵師100人展」とは

日本発の漫画やアニメ、ゲーム、ライトノベルなどのポップカルチャーは、日本国内のみならず世界からも注目を集め、多くの人々に感動を与えています。これらの文化はエンターテインメントの領域に留まらず、私たちの日常生活やさまざまな産業、経済、文化交流にまで影響を及ぼす存在になっています。
こうした領域で活躍する画家は、江戸時代の浮世絵師になぞらえ、ファンから尊敬の念を込めて「絵師」と呼ばれています。「絵師100人展」はポップカルチャーの第一線で活躍する絵師の描き下ろし作品を一堂に紹介する展覧会として2011年にスタートし、2025年春には第15回展を開催しました。
今回は「大阪・関西万博篇」と題し、9名の絵師が「日本の文様」をテーマに描き下ろした作品などを展示します。

また特別コーナーとして、未来の絵師を目指し、日々イラストなどを学ぶ学生たちの力作も展示します。

OVERVIEW

企画展概要

名称: 絵師100人展大阪・関西万博篇

会期: 2025年6月11日（水）～17日（火）

会場: 大阪・関西万博内ギャラリーWEST

開館時間: 10：00～20：00　※最終日の6月17日（火）は15：00閉館　※入館は閉館時間の30分前まで

主催: 産経新聞社

協賛: 滋慶学園グループ

OUTLINE

展示構成

１．「絵師100人展」とは: 「絵師100人展」の目的や趣旨などを通し、「絵師100人展」とは何かをご紹介します。

２．万博篇用描き下ろし作品の展示: 「日本の文様」をテーマにした万博篇用描き下ろし作品9点を、作家によるコメントとあわせてご覧いただきます。

３．学生展示コーナー: 「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに共鳴した滋慶学園グループの学生の力作を展示。

THEME: 日本の文様

着物やアクセサリー、雑貨、食器など身近な日用品はもちろん、工業製品や建築のデザインなどにも用いられている文様。私たちはさまざまな文様に囲まれて暮らしています。文様は縄文の時代から存在し、私たちの暮らしに寄り添いながら、時代とともに変化してきました。幾何学模様、動植物や自然現象をモチーフにしたもの、直線や曲線など、文様にはさまざまな種類がありますが、物を彩る模様やパターンとしてだけでなく、意味・象徴・物語などを持った文様も存在します。
伝統的でありながら今も私たちのそばにあり続ける文様と、最先端の技術を用いて制作される絵師たちの表現——世界各国の伝統文化や最先端技術が発信される万博において、「絵師100人展」もまた、伝統と最先端の融合を感じられるテーマを設定しました。「日本の文様」をテーマにした作品を通し、絵師たちの独自の視点と世界観、伝統と最先端の融合を感じる機会になることでしょう。